長崎を通った中国「明・清」書画展に孟涵九の絵柄と賛が同じ作品が4点揃っています。

 孟涵九は天明から寛政にかけて、中国清から貿易のために長崎に渡来した来舶清人。
孟氏 名は世需燾 字は涵九 蓀田と号す。 唐山江南省蘇州府呉縣に住し長崎に往来す。
寛政10年(1798)松浦唐系渓と筆談す。

 天明より文化頃来住した模様 孟涵九は詩文を能くし又画も巧みであった。
久しく長崎に住み日本語に精通し和歌俳句などに興味を持ち日本風を理解し好んでいた。
孟涵九は唐土の日本通として謳われた。作風は水墨画が多く風俗画に和歌や俳句を日本人以上に巧みに作り賛として風刺を入れ書いている。

 今回、中国明清の来舶清人展で、たまたま孟涵九の同じ作品が4点揃いました。
奇跡的な事です。ゆっくり見比べましょう!

作品 ①

作品 ②

「うえ見れば およばぬ事ぞ おほかりき かさきてくらせ おのが心に」

作品 ③

作品 ④

 

別作品の署名と印(孟涵九)